読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

小児科の看護師求人を探す時に知っておきたいこと

f:id:kango-memo:20160305110336j:plain

photo by Vladimir Pustovit

今看護師として働いている人の中にも、元々子供に携わる仕事がしたくて小児科で働きたかったという人も多いのではないでしょうか。
小児科の仕事は看護の仕事の中でも人気が高く、かつ離職率も低いという狭き門となっていますのである程度看護の経験を積んでから転職で小児科に行きたいと考えている人も多いです。
これから小児科の看護師に転職したいという人、特に小児科未経験者の方に向けてどういうことを知っておけばいいのかをまとめました。

大前提として「子供が好きであるということ」は必要

一番最初に必要なのは「子供が好きであるということ」。
子供を相手にする仕事なので当たり前ですが、子供は想像する以上に自由です。病院内で走り回ったり、大声を出して騒いだり・・・なんていうことは日常茶飯事。その奔放さを温かい気持ちで見ていられるようでなければ大変な仕事です。
子供だけではなく子供の親に対してもデリケートに対応しなくてはならず、精神的に大きく気を遣います。

実務上の話では小児科向けに特別に必要な資格などはありません。
特別な資格が必要ないぶん、どうしても転職の際には過去に小児科の業務に携わった経験や、NICUの経験があると有利になる傾向にあります。

小児科未経験の看護師が知っておきたい成人看護との違い

次に成人看護と小児科の看護との違いを知っておきましょう。

1.子供について

大人を相手にしていた看護師の方が小児科に転職して一番大変なのが子供の扱いです。
子供は大人と違い本能のままに行動します。例えば注射する前の恐怖から暴れたり、大泣きしたりする子がいます。そういった子供に対して落ち着くまでなだめたり、逆に暴れるのを押さえつけたりしないといけません。そして子供の場合はちょっと目を話すと大きな事故になってしまうこともあるので気を抜けないというのも特徴です。

子供の扱いに慣れている看護師は簡単な遊びをさせたり、ちょっとした絵を書いてあげたりして子供の心を上手く扱います。
子供は非常にデリケートな存在で身体も弱く、体調も変わりやすいので、ひどい場合には病気で亡くなってしまうといったような子もいますので、精神的な強さが必要になってくる仕事と言えるでしょう。

2.注射・採血について

看護師が関わる仕事のひとつに注射や採血の仕事があります。
子供は身体が小さく、血管も細いので注射や採血を行うにしても難しさは成人の比ではありません。それだけではなく、前述の通り子供は恐怖から暴れたり騒いだりするので注射の実力もあった方が好ましいです。もっとも子供の場合は身体が弱く予防接種等の注射については原則的には医師が行うことが多い(※)ので大きく心配することはないでしょう。
(※注射の中でも静脈注射の実施については「平成14年9月「新たな看護のあり方に関する検討会」中間まとめ」で補助行為の範疇として認められていますが、現場での解釈はまだ曖昧な部分があるというのが現状です)

予防接種について覚えることが多いというのも特徴。
種類が多いのはもちろんのこと、その予防接種を何歳の時に受けたらいいのか、また複数回受ける予防接種もあるので何回受けたらいいのかなど組み合わせやスケジュールを覚えるのに最初は苦労します。覚えてしまえば苦労することはないのですが、あまりの数の多さに最初は戸惑う人も多いです。

3.子供の親との関わりについて

そして子供の親との関わりです。 子供はほぼ確実に親に連れられて病院に来ます。
自分の大事な子供のことなので病院に来る時は神経質になっている親がほとんどです。現在の病状など細かな点についての質問の対処や、中には心ない言葉を言いつけられることもありますので。そこに対して感情的にならずにいられるかどうかなど、いかに冷静に、辛抱強く対処できるかの能力が必要になってきます。

小児科の仕事をするにはどうすればいいのか?

f:id:kango-memo:20160305111148j:plain

photo by joan vila

冒頭にも書いた通り小児科は看護師の仕事の中でも人気が高いです。
今すぐに小児科の仕事をしたいという場合には小さめのクリニックや専門医の求人を探した方が早いです
ただし、基本的には専門病院や小規模のクリニックであればあるほど即戦力としての経験が求められることが多く、小児科未経験者には狭き門となってしまうのが実情。また規模の小さいクリニックについては外来中心になりがちなので病棟勤務をしたいという人の場合、小児科の病棟がそもそも存在するのかを事前に確認しておきましょう。
土日休みで夜勤がないことで特に人気が集中する保育園系の小児科看護師についても経験者が優遇されることがほとんどです。

小児科未経験者にとっては総合病院などの小児科が狙い目になってきますが、この場合長期的な視点で小児科勤務を考える必要があります。 総合病院に転職した際に最初に配属希望を聞かれます。(病院によってまちまちですが概ね第1希望から第3希望程度まで聞かれることが多め) その際に小児科に希望を出しても必ずしも希望が通るわけではないので「将来小児科になる」という気持ちを持ち続けること、日頃から病院側に対して将来は小児科で働きたいということを伝えていく必要があります。「数年先を見据えて」という前提で臨むことが近道と言えるでしょう。 またこちらも病棟勤務希望の場合は小児科病棟があるのかきちんと確認しておきましょう。